2017/11/25

短歌人同人2 その6 2017/11 #短歌

 コシバ肉店へ。
 帰りに、その近くの長浜海浜公園へ。
 車からスケボーを出す。
 広場から、ちょとした坂を下り突堤の先までゆく。
 戻る。
 広場をゆるゆる滑る。
 ゆるゆるとしか滑れない。
 終わる。
 なんだか頭がすっきりする。
 いつか駅から歌会場まで滑る、という目標を立ててみる。
 「ストリートは難度が高いよ。」
 という息子の言葉を糧に。


 四人の作者の歌、四首を。

 昼顔はけふもひらきぬ増水に洗はれてゐる中洲の縁(へり)に
             大室ゆらぎ

 間近に何があろうと職分を果たす、とでもいう昼顔。人だって同じようなものだけれど、そんな植物を見るとはっとする。作者は、今まさに増水している川を見ている。

 職場では職場の私ポケットにHBの鉛筆入れて
             滝田 恵水

 職場では職分を果たす。ただ、思いついたフレーズを書き留めるために、作者はHBの鉛筆を忍ばせている。言葉の単純さが心地よい。

 息あがりつつはつなつのラザフォード・オールコック越ゆ暗峠(くらがりたうげ)
             勺  禰子

 暗峠は歌になる名前。狭いので有名。オールコックは初代英国大使。馴染みがある。熱海に静養に来て愛犬が熱湯の温泉に落ちて死ぬ。村人が墓を建て手厚く葬ったことに感激する。今に伝わる逸話。
 
 五百二十メートル先にトイレありいくかいくまいか われ行きにけり
             田上起一郎

 こんなどうでもいいこと、人に言ってどうするの、というようなことを歌にする。もう一ひねり欲しいところだけれど、これが作者の味。

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