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2018/01/18

短歌人会員1 その4 2018/1 #短歌

 酔之助での新年歌会二次会が、とても良かったらしい。
 ツイッターの記事で見る。 
 帰りの電車がなくなるので、行けなかった。
 この頃の短歌人、二次会は二手に分かれる。
 お茶ケーキ組と飲み会組。
 もう飲めない畳に坐れないと、一旦はお茶ケーキ組が勢力を延ばした。
 嘆かわしい。
 しかし、今年辺りから、若者を中心に飲み会組が再び勢力を盛り返している。
 嬉しく頼もしい。
 (と、怒られそうな一方的感想。)


 四人の作者の歌、四首を。

 引き裂けばあなたは帰れなくなると気づいた後に渡すワイシャツ
           鈴掛  真

 正確に言えば、ワイシャツとは白の男性用シャツ。するとこの歌はLGBTのGを詠った歌。短歌人の中で初見。記念碑的な歌として記憶されるかもしれない。

 早過ぎる日暮れに叫びたい時は立方体に羊羹を切る
           柳橋真紀子

 虎屋の羊羹にしても、断面は長方形。この歌の羊羹は正方形でなければならない。珍しい。大きく切る、という代わりに上手く表現している。

 転ぶまい転べば終りと念じつつ夕陽の坂道ふみしめ下る
           伊藤 直子

 念じるが「祈願する」ならば、二句は繋がりにくい。もっと合う言葉がありそうだ。わたしなら唱えつつ。高齢の骨折は健康寿命への痛撃。作者の気持ちはとても良く分かる。

 舌下錠にがくとけゆくごときみをじょじょにきらいになりて霜月
           鈴木 杏龍

 薬の苦さはリアルで鋭い。刺すようである。そんな風に嫌いになってゆく。個性的な直喩と表記。三句は、ごとき身を、と初読で読んでしまったが、ごと君を。ここは表記の工夫が欲しい。

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